残業代をあてにしているサラリーマン

経営

残業代をあてにしているサラリーマン

ネットの記事で出ていました。
年収400万円のサラリーマンで、国が推進している
「働き方改革」を中小企業が導入し、「仮にも」
Aiやクラウドシステム、ロボット等を駆使して、
生産性を飛躍的に向上した場合、

なんと

400万円のサラリーマンの年収が350万円になると。
50万円の減です。

こうなると、生きていくのがいっぱいいっぱいで、
ますます結婚や子育てにお金を回せなくなります。

そうすると、ますます少子化になるわけです。

働きすぎによる過労死がクローズアップされていますが、
月45時間の残業時間の制限としては、しょぼすぎます。
最低でも月60時間、いや、80時間くらい国が認めて
それを逸脱した企業は厳しく取り締まる!くらいにしな
いと、この国は活力もなくなり、子供もいなくなり、
残業代が入ってこないサラリーマンが、赤ちょうちんに
行くこともなくなり、ゴーストカントリー化していくの
が目に見えています。

家庭と仕事の両立を目指す「働き方改革」は、適度な
収入があっての「家庭の安定」なんであって、
家庭の視点からばかりで働き方を変えようってしても
大手企業は可能かもしれないが、中小企業は耐えられない
はずです。

うまく表現できないですが、
「ゆとり教育」が完全に失敗したのと同じような現象が
あと20年後に起こっているような気がします。

「あのときの働き方改革は大失敗!」ってな感じで。

電通のような超ブラックはとても厳しく取り締まれば良い
だけの話だと思うのですが。

2018-07-13

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