中小企業経営者の皆さんへ
【会社が採用応募者に面接でだまされないために・・】
今回、中途採用者に限定してお話します。
30分や1時間の面接では、基本「騙される」と思った方が良いです。
それはなぜか?
企業側は人を採用したくて募集やリクルート雑誌に掲載しています。
中途採用の人は、それを見て応募してきます。
面談に入ったときに、優劣で行くと企業側が有利なのですが、どうしても「人出が欲しい」という根柢の欲求があるために、面接が甘くなりがちです。(採用したくてうずうずしている)
たとえば雑談で終始したり、趣味等の話で盛り上がって1時間の面談を終了したり、しますよね。
この展開で盛り上がった場合、結構「よっしゃ!採用」という方向に流されがちです。
しかし、ぐっとこらえて冷静に判断して下さい。
相手は何社も面接している強者の中途採用者です。
こんな人を見抜くのに冷静じゃなければ騙されてしまいます。
では、だまされないためにどうすれば良いのか?
まず以下のテストを必ず一次面接で実施して下さい。
①面接および必ず聞く質問を5,6問準備
②適性検査(何でも良いですが、適性検査cubicがおすすめ)
③能力検査(営業職や企画の場合、論理力などは必須)
④ペーパー試験(最新の時事問題で新聞を見ているかチェック、それと、文章要約問題で文章読解力などチェック)
これだけやれば、面接は感情的になっても、後のテストで冷静かつ総合的に判断することが可能となります。
人材採用は「仏の顔をして鬼の審査」で臨みましょう。
その前に、御社の【求める人材像】を整理しておく必要があります。
ご相談に乗れますので、どしどしお問い合わせください。