衰退期は必ず来る

経営

衰退期は必ず来る

ビジネスにはライフサイクルがあります。製品でも、商品でも、サービスでも同じです。すべてライフサイクルがあります。以下の4つの「期」があるわけです。

導入期(投資がかさみ赤字の時期)

成長期(顧客が増えて売上増加と利益が出始める時期)

成熟期(市場シェアが最大化され、利益も最大化される時期。本来この時期に次のビジネスに投資しておく必要がある)

衰退期(売り上げが減少し、利益が赤字に転落する時期。撤退か継続か、品質改良等の工夫で生き延びるか)

ほとんどの製品・商品・サービスは衰退期で消滅します。中小企業経営で難しい点は、成熟期がいつまでも続かないってことです。成熟期になるビジネスで生まれたキャッシュで、次のビジネスに再投資していくことが大事なのですが、大概の経営者は自分自身に使ってしまいます。好調なビジネスが今後「半永久に続くと信じて」次なるビジネスの開発を怠ってしまいます。ビジネスは最低でもライスサイクルの時期が異なる3つの柱は必要だと思います。

だから、改良や新規ビジネスを開発しないでぼーっとしていると、既存の製品・商品・サービスは衰退し、その商品等に頼っていた企業は市場から撤退を余儀なくされるわけです。中小企業でも大企業でも同じです。常にアンテナを張って時流に合わせていく臨機応変さ、小回りさが中小企業の最大の強みです。

2022-07-20

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