景気先行き明るくないですね。

経営

日銀短観が悪化しました。日銀が、大手企業の収益を中心とした業況について全般的な判断を問う質問で「良い ー 悪い」が業況DIという指標となるらしい。その業況DIがコロナ禍でも回復基調があり、景況感は右肩上がりで上向ていたのですが、ここに来てウクライナ侵攻等で原油や食料品の仕入高が懸念され、景気は悪化すると判断しているようです。

大手企業がこのような予測をしているということは、中小企業が受けるインパクトは小さくないはずです。中小企業も原料高が大きく響き値上げを強いられます。しかし、値上げを行えばお客様が離れていく可能性があります。

これからは、生き残れる中小企業と、生き残れない中小企業の差は大きくなっていくと思います。生き残れる企業は、価格を上げるが「お客様への付加価値」の質も高めていくことでしょう。消費者の満足度を高める工夫や努力をどんどん行っていく企業は生き残れます。単に仕入れ値が上がったから値上げするだけの企業は、消費者離れが加速するような気がします。

この厳しい時代だからこそ、経営者と従業員が知恵を出して、お客様が喜ぶ・満足感を得る商品やサービスの開発が急務です。このちょっとしたことが明暗を分けると私は思います。

2022-03-28

 
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