社員を信じない社長は、社員も社長を信じていません

経営

社員を信じない社長は、社員も社長を信じていません

従業員は社長の言動や行動を見ていないようで、よく見ています。びっくりするくらい見ています。そのことをまず経営者は「認識」しておいてください。

たとえば、自分だけ「経費で私物を購入する」とか、「経費で過剰な夜の街での金遣い」とか、「経費で営業していないのに営業車でベンツを購入」とか、「従業員に遅刻するなと言いながら自分は自由出勤」とか。確かに経営者なので、出勤など自由ではありますが、それを従業員はとてもよく見ていて、「どこか不満」を持つようになります。これがマグマのようにたまってくるのです。恐ろしいくらいに。

この不満が社長への不信感となります。それでも給与の昇給幅が高く、賞与がそこそこの金額が出ていれば文句は少なくなるのでしょうが、上記のような「会社の金は自分のカネ」って風に思っている社長は、往々にして従業員に対して昇給を少なくしたり賞与をケチったりします。

このように、従業員に感謝し、彼らを信頼していない社長は、従業員から不信感を持たれます。そうなると、会社運営はとても不安定になり、収益強化どころではなくなってきます。同じ船に乗っているクルー同士がいがみ合っていては、目指す方向に進むこともできないのは明白です。

社長さん、ます自身の行動を棚卸し、自社という大きな船をビジョンという方向に向かって進めて行きませんか!従業員に信頼されるためには、まず自分の行動や言動を変える必要があります。(ほとんどの社長さんは信頼を得ていると確信しています、、)

2021-12-15

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