中小企業の「生産性が上がらい」理由

経営

中小企業の「生産性が上がらい」理由

中小企業はコロナ禍で苦しんでいる企業が多い中、テレワークやDX化を一気に推進し、高生産性企業に成長し、業績を伸ばしている企業もあります。

その差は何なのか?

ずばり、経営者の資質にあると言っても過言ではないです。

中小企業はもともと「労働集約的」な側面が強く、IT化やシステム投資などにとても疎く、それゆえ、「人海戦術」であらゆる局面を乗り越えてきました。人海戦術はとても重要で、経営者のカリスマ的な存在があって求心力となり従業員が夜や休日をいとわず働いてきた結果です。

しかし、その手の経営者に足りない視点があるとしたら、外部環境(諸外国からの労働時間圧力、政府や国からの法的規制の縛り強化など)と内部環境(従業員の働き方の意識変化)に気付いていないということです。

気づいていないので、何ら手を打たない。というか、自分でIT化やクラウド化、生産性向上に対して意識して学ばないので、何をやって良いのかわからない訳です。DX化やクラウド化、RPA化を推進していくことで、会社の生産性が飛躍的に向上することが「予測・予見」できないので、従来型の人海戦術で乗り越えるスタイルのまま進んでいるような気がします。

令和時代の経営力って、売り上げ立てることも大事ですが、売上が下がっても経費を変動費化させて、利益の絶対額を変化させない社内操縦術が必要な気がします。今こそ一体感とDX化を一気に推し進め、生産性を向上させていかなければ、数年後やばい状況になることは明白です。

2021-07-30

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