景気が悪い時に経営者がやるべきこと

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景気が悪い時に経営者がやるべきこと

コロナ禍で経営がとても厳しい企業がある一方、反対に儲かっている企業もあります。不公平だと言えばそれまでですが、それを言っても始まりません。「じゃ!業態転換して今儲かっている業種業態に進出すれば良いじゃないか」って言われてしまいます。しかし現実は業態転換するにも多額の資金が必要で、余程の覚悟のある企業以外はできないと思います。

そうであるなら、経営の状況が芳しくない時に何ができるか?PLの構造を見ればわかる話です。

(1)売り上げを伸ばす

(2)コストを下げる

しかし、(1)はコロナ禍で飲食業や小売業、旅館業、旅行業、イベント業などは売上を伸ばすことはコントロールできないので非常に難しいと思います。売り上げを維持しる努力を行いつつ(2)のコスト削減を行うべきかと。これは企業で無駄な経費や作業を洗い出し、やり方を変えたり業務を廃止したり、外注化を検討したり、すべて自社でコントロールできるはずです。稲盛さんも言っているようにすべての経費を見直すことに全力を尽くすことです。

やがて会社の業況が良くなってきたときに、ものすごい利益となって返ってくることでしょう!緊急事態宣言下でコントロールしがたい売上に注力するより、コントロールできるコストに注力しておいた方が良いと思います。DX化やRPA化も視野に入れて行うとなお良いです。

 

2021-05-07

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