【組織活性化7つの仕掛け】知識INPUT(②一般企業の成功事例等のインプット)

経営

組織活性化を実践して売上・利益を拡大したい中小企業経営者の皆様

 

今回のテーマは【組織活性化7つの仕掛け】知識INPUT(②一般企業の成功事例等のインプット)です。

 

前回は競合他社の「分析手法」や「競合他社の特徴や得意分野」、「分析結果」のノウハウ的な情報をインプットして頂きました。これらの情報は、単にボーとしていても得られません。ある程度の情報から「仮説」と「検証」で想像力を膨らませて仮決めして、自社の対策を打っていかなければなりません。非常に頭がいります。

 

次に、インプットして欲しいものとして、「一般企業の成功事例」があります。
自社の業種業態と同じ・異なるに限らず一版企業で、成功している会社、うまく伸びている会社が必ずあるはずです。それらの会社が「どのような施策や対策」を打って出て、今の基礎を構築したのかを分析するのです。

 

競合他社分析は、自分の競合となる企業の選定であり、レッドオーシャン化しないような対策を自ずと立てて行く必要があります。

 

しかし、今回の一般企業の成功事例を分析するということは、経営者や社員の視野が広がるのです。

 

全く業種が違っても、成功する施策にはある共通項があります。
それは、「消費者・購買者のニーズを100%くみ取っている」ということです。
その事例を10事例くらいピックアップして、自社に取り込んだ場合、どのような対策を打てるのか?を例の週次ミーティングで社員同士で議論するのです。

 

飲食業がコンビニの手法を取り込んでも良いのです。ユニクロの手法を飲食業が取り込んだらどうなるか?を仮設と検証を繰り返して、社内で検討することに意義があります。とにもかくにも、一般企業の超成功事例が10社分、全社員に蓄積されるわけです。これは資産ですよね。

 

前回も書きましたが、知識のない社員は智恵が出ません。アイデアが浮かびません。
それは他業種業態の成功事例や失敗事例を学ぶことで、ちょっとだけ知恵が出るようになります。
経営者はその成長を狙って2時間週次ミーティングを開催して下さい。
社員の成長して行く姿を見ていると、楽しくなります。

 

頑張って下さい。