組織を伸ばしている会社の傾向

人事労務経営

経営者の皆さんへ

 

今回のテーマは【組織を伸ばしている会社の傾向】です。

 
私の知っている限りで、組織を伸ばしている経営者(中小企業)の特性は、以下の通り。

 
1.社員に権限を与え、自力で伸びて来れる環境を作っている

※その代わり、ダメな社員はすぐ淘汰される(ある意味、厳しい)

社長が何でもかんでも指示して社員を動かしている会社は伸びないということ。

人間誰しも、任され、達成して、褒められれば、うれしいものです。

次の仕事も頑張ろう!と思えるのです。

 
2.とにかく、数字にマメというか正確というか、厳しい

※コストに厳しい、損益計算のチェックに厳しい、

過去からの売上や利益の推移に敏感

3.社員と逃げずに向かい合う(言いにくいことも何でも話し合う)

 
※都合が悪くなりと社長は労務問題を避ける傾向にあります。

面と向かって社員と話が出来る経営者でないと、組織内で不信感がつのり、

延びる会社にはならないです。

伸びている会社は、社長が社員本人の悪い点、良い点をびしっと言って、

社員が反省し、行動を変えてくれるなら何度でもチャンスを与えています。

 

4.社長然として偉そうにしていない(自然体で社員と接している)
※とかく、偉そうにしている社長って、器が小さい人が多い。

社員と雑談や時事問題等で気軽にコミュニケーションが取れる社長がいる会社は、

伸びますよね。社内に透明性があり、情報が幹部層にすぐ上がってきます。

特に悪い情報ほど、上にすぐ上がる会社はGood!です。

 
5.知と情の管理が上手い(情だけの管理の会社はジリ貧傾向にある)
※理論派の社長は、とかく社員を最後までやり込めます。

これでも良いのですが、これを毎日やると、社員は意見や具申、

提案を全くやらなくなります。

当たり前です。自分が良い提案だと思って具申したのに、欠点を指摘されるだけだと、

「やってられない!」となりますよね。

社員に論理的にさとし、改善を促すことは大事です。

しかし、空いては感情を持った人間です。逃げ道を作ってあげないと、

再起できなくなります。オフ会等の情の管理が大事です。

社長の「愛」が社員に浸透していれば、少々のことでは離職して行きません。

 

アールイープロデュース