競合他社の分析はとても大事です!

経営

中小企業経営者の皆様へ

 
今回のテーマは【競合他社の分析はとても大事です。】です。

 
以前、弊社のストックビジネスである、適性検査CUBICの受注が落ちてきた時期がありました。それまでは順調に売り上げが伸びていたので、製品のライフサイクル的に「成熟期」に入ったのかな?と思っていました。

 
それまでは、適性検査CUBICというツールは、まだ知名度も低かったのですが、診断結果は他社のツールよりも被験者の内面を暴露してくれるほど確度が高いので、徐々に広がっていったのでしょう。弊社と同じようにネットでサービス提供する競合他社(いわゆる代理店)が増えていることに、弊社はなんら調査することもなく、安閑としていたわけです。気付いていなかった。
ひょんなことで、他社の適性検査CUBICのHPをチェックしてい見ると、弊社のものとそっくりな作りで新たにいくつものHPが作成されており、業務フローも全く同じ、唯一違うものがありました。

 
それは、「価格」でした。

 
競合他社のサービスは価格帯が一件500円安かったのです。

 
ここで、弊社は価格競争に巻き込まれることになるのですが、金額を競合他社に追随させました。すると、売上は徐々に回復したという経験があります。

 
自社の商品やサービスの「競合他社」ってどんな企業なのか?をまず考え、その企業のベンチマークを行い、自社に足らない部分を補うことは第一ステップとして大事な「戦略的業務」です。これを面倒だからと外部の業者任せにしている会社はダメでしょうね。弊社も反省しています。
しかし、競合他社が値下げをしたから、自社も「値下げ」で対応なんていう対応で、利益が出なくなっては元も子もないです。

 
そこで、智恵を出すわけです。

 
自社の付加価値はなんだろう?自社の圧倒的優位性はなんだろう?自社の強みはなんだろう?

 
価格を下げずに、お客様が喜ぶ、満足するサービスを提供するように自社のサービスを変えていくのです。これが面白い仕事ですが、結構、しんどさも伴います。
このことを考える「プロセス」ってとても意味があり、将来に向けて意義があると思います。弊社も今その過渡期にいます。

 

一緒に考えて行きましょう!

 
ではでは

 

アールイープロデュース