今の時代は我々50代、60代の甘やかせの結果だろうね〜

経営

皆さんへ

 
「最近の若い者は」というフレーズを私はつい口に出てしまう。しかし、私が入社した30年前も、当時50歳代の上司からよく言われた。

 
いつの時代もこのフレーズはついて回る。
今の若者と我々が若者だった30、40年前と何が違うのか?
ちょっと考えてみた。

 
・とにかく、貧乏だった。
だから貪欲に金持ちになりたいと思った。
・情報をやり取りする手段が電話、郵便、直接出向いて話す、しかない。

 
だから、作戦をよく練った。今のようにメールやLINE、携帯で電話、    なんてツールがないので、黒電話で好きな女性を呼び出してもらうためには、    電話での挨拶など、スクリプトを事前に念入りに考えた。作戦を練ったわけである。    大阪の難波でナンパをするのでも、友人と役割分担を考え、失敗すると反省会を開き、    また、微修正しながら何度もチャレンジしていました。

 
何事でも少なからずPDCAを回していたようなきがする。
・欲があった。食欲、金欲、性欲など
だから、必死で勉強した。収入を多く得る方法、彼女を作る方法など  とにかく一生懸命だった。

 
そんな我々の世代は、日本の高度成長に支えられ、ある程度目標を達成した世代だと言える。その世代が結構、子供の頃、衣食住で苦労したけいけんがあるので、「我が子だけは」となったのだと推測できる。

 
我が子をめちゃくちゃ甘やかせ、欲という欲を我が子からすべて取っ払った。過保護ですわな。我が家も例外ではない。
携帯を買い与え、24時間いつでも情報が入手でき、バーチャルで彼女を作れるような環境にいれば、リアルの世界に敢えて突入しなくなるんだろうね。仕事もきつい仕事とネットで情報を仕入れれば、面談や実体験すらせずに、その仕事を避ける。

 
チャレンジ精神も、貪欲さも、経済欲も、性欲も、削ぎ落とされてしまったのか?
少々高齢化は我々の世代が作りあげたものだとふと思った次第です。人間味、ある程度目標を達成すると、成長意欲が湧かなくなります。

 
すべての若者がそうだと言っているわけではないです。なんでもそうですが、頭で考えて勝手に結論を導き出し、「行動しない」という人が増えていることも事実です。まずは勇気を持って、リアルに行動(実践)していこうよ。

 
きっと、日本ほど住みやすい国はないと思うから。
結婚して、家族を作って、子供を産んで、子育てして、孫の顔を見て、あとは社会貢献して、死んでいく。これって動物である人間の使命だと思うんですね。

 

我々の世代がもう一踏ん張りしよう!

 

アールイープロデュース