人件費高騰による資金繰り悪化倒産 急増!

経営

中小企業の経営者の皆さん

 

以下、あるサイトの抜粋

 

東京商工リサーチが12月8日に発表した「人手不足」関連倒産の調査結果によると、2014年1-11月累計の「人手不足」関連倒産は276件だった。その内訳は「後継者難」型が248件(前年同期219件)、「求人難」型が18件(同11件)、「従業員退職」型が10件(同15件)だった。事業継承の課題が深刻化していることを背景に「後継者難」が圧倒的ではあるが、「求人難」型の今後の動きが注目されている。 また、最近の倒産では人件費高騰による負担増から資金繰りが悪化したケースも出ているという。「人件費高騰」関連倒産は、2014年1-11月の累計は25件だった。前年同期は8件だったことから約3倍に増加している。 パートタイマーなどの賃金が上昇傾向にある一方で、人材不足や人件費高騰が企業の経営悪化につながるケースも出ている。景気回復は一筋縄ではいかないようだ。

 

 
関東圏の最低賃金が毎年、かなりの幅で上がって行っています。飲食や小売業で、安くアルバイトを雇用してきたビジネスモデルはもう通用しません。採用難もおおきなかべで、少しでも時給を上げないと、それなりの優秀なアルバイトも集められなくなります。

 
生き残る道は、人的能力の高付加価値化しかないです。パートアルバイトの時給をありえへん金額に昇級し、正社員と同等の権限と責任を与え、店舗運営を任せるしかないです。
そのためには、理念の共有化と浸透、徹底した人材教育、プロのビジネスマンへの育成、です。

 
それでついてこれない人は、サヨナラするしかない。

 
それくらい従来の人数規模の60%か70%の人件費で、今までの成果を出すくらいの気合と根性で、会社を再構築しない限り、人件費高騰による資金繰り倒産は増える一方だと思います。
誰が考えても収支があわず、店舗閉鎖となるでしょう。

 
頭の切り替えが早い経営者だけが、この窮極を乗り越えられるのです。
そんな前向きな経営者の右腕になりたいです。

 

アールイープロデュース