事業継続の難しさ

経営

組織活性化を実践して売上・利益を拡大したい中小企業経営者の皆様

今回のテーマは【事業継続の難しさ】です。

会社を設立することは少しのお金があれば誰でもできます。

「社長」は誰でもなれるんです。
サラリーマンを辞めて脱サラしても、会社をリストラされても、誰でも「社長」にはなれます。
しかし、「経営者」になれる人は非常に少ないような気がします。
「経営者」とは、私の勝手な定義ですが、
①戦略、ひと、もの、かね、情報、ノウハウをすべてマネジメント出来る人
②社員を雇用し、社会に貢献しようと荘厳な理念・ビジョンがある人
③社員を雇用するということは、その社員の家族も守るという事業に対する真剣度がある人
④自分の事業を普及させ永続的に収益を上げ、地域社会や日本、世界に貢献したい強く思っている人
社長は誰でもなれますが、真の「経営者」にはそう誰でもなれない。
事業が永続的に継続できるかどうかは、そんな経営者の「考え方」によるところが大きいような気がします。
稲盛和夫の名言に
人生方程式 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 があります。
熱意と能力は0~+100、考え方は-100~+100、
この熱意や能力がどれだけ高くても、「考え方」が間違っていたり、思慮あさかったりすると、仕事の成果はそれほど大きくないどころか、マイナスになるということです。
上記の人生方程式にあてはめ、事業継続をして行くために、
理念を構築し、ビジョンに向かって、戦略、ひと、もの、かね等の経営資源の配分を慎重に検討し、愚直に経営して行く姿は周りの人を引き付けるのではないでしょうか?
そんな経営者のお手伝いをこれからやっていきたいものです。
私は社労士であり、中小企業診断士です。経営のすべてのことはそれなりにわかりますし、それなりにアドバイスできると思っていましたが、そんな甘いものではないです。
「それなり」では通用しない。
本当に真剣に、ひとりの経営者と理念やビジョンを共有して行かないと、真剣なアドバイスや対応が出来ないなと痛感しています。
ほんと、事業を継続させていくことは「考え方×熱意×能力」のすべてはMAX100になるくらいのモチベーションで経営をして行く必要があるのだろうね。