一流の行動ルール(12)『利益を生み出すことを常に考える』

経営

組織活性化を実践して売上・利益を拡大したい中小企業経営者の皆様

一流の行動ルール(12)『利益を生み出すことを常に考える
利益を生み出すことを常に考える集団は強いです。
しかし、一般サラリーマンにその発想はほぼないです。
電気、水道等の光熱費、使い放題。
備品や消耗品も使い方が荒い。
経費の節約概念がないからです。
経営者は、売上拡大を目指す必要がありますが、
中小企業に社員は、絶対、コスト削減です。
コストを1円でも減らす工夫、努力が必要です。
当たり前ですが、利益=売上-経費 です。
経営者として、最も経費削減で目につくのが、「人件費」なのですが、
これに手をつけるには、それなりの納得性ある評価を行い、
きちんとフィードバックしてから実施してください。
それをやる自信がない経営者は、止めて下さい。会社が壊れます。
それより、家賃、通信費、交際費など、
経営者が結構贅沢なことをしているケースもあります。
削るところは経営者自身もコスト削減していかないと、
社員にばかり、コスト削減を言っても、説得力がありません。
儲かっている会社は、事務所にしても、経費の使い方にしても、
しっかりしています。経営者も自ら身を削って努力しています。
その結果、利益がたくさん出た場合、社員に還元しています。
当然、決算対策と称して、無駄な経費を使うことはしません。
税金を納めて資金を内部留保し、次なる打って出る機会に投資
する準備をします。
ダメな会社は、無駄なものをいっぱい購入し、下手すりゃ赤字決算
をしてしまい、いざという時資金がなく、銀行借り入れを目論むのですが
借り入れできないという状況になるのです。
会社経営は常に黒字経営にし、税金を払わないかぎり、世間は一人前と
認めないのです。銀行も役所もそうです。
経営者になった理由は、自由な時間と自由なお金を夢見ますが、
それだけでは経営者はつとまりません。
社員を雇用し、志を持って社会に貢献していくという気概がないと、
利害関係者はみんな不幸になります。
だから、利益をうみだすことを、常に自分に厳しく、
社員にも徹底させるのです。それが部下指導であり、組織活性化の
原点だと思います。