セブンイレブンの戦略から学ぶ

経営

中小企業経営者の皆さんへ

 
今回のテーマは【セブンイレブンの戦略から学ぶ】です。

 
コンビニと言えば、何でもそろう品揃えと24時間営業なので、値段は安くない。それでも、利便性でお客様がどんどん来店する。

 
そこに、キラーコンテンツが出来上がる。

 
まずは、定番「おでん」でした。

 
これはOL等に大人気で、お昼ごはんにしたり、主婦が惣菜感覚で持ち替えたりします。今でもものすごい人気です。まずくない。おいしいらしい(私は食べていないのでわからない)

 
次に、

2年前くらいから「コンビニコーヒー」が出てきました。

 
このコンビニコーヒーは100円でアイスもホットも買えます。ドトール等のコーヒー専門店やマクドナルドの100円コーヒーに打撃を与えたことでしょう!私もアイスコーヒーは会社で作れないので、毎日!毎日ですよ。アイスコーヒーを買って出社します。

 
次なる標的は、

そのコーヒーと相性が良い「ドーナツ」です。

 
これを昨日、嫁さんが買ってきました。ミスタードーナッツと全く一緒、いや、それ以上の食感かもと思わせるくらい美味かった。しかも安い。これを駅近くの便利な場所で24時間営業でやられたら、ミスドは・・・行く先が見えてきます。

 
セブンイレブンは、「何でも揃っている」+「便利な立地」という利点を活かして、専門点の商品・サービスをどんどん飲み込もうとしているのでしょうね。
普通のコンビニ商品は「定価」で販売しています。
が、・・
セブンイレブンが提供するコーヒーやドーナツは、競合専門店より、明らかに、価格優位性を持って提供しています。儲けを度外視していることになります。消費者心理を上手く利用しているのです。コーヒーだけレジで頼むのは忍びないので、なんかパンやおにぎり、お菓子を購入するものです。ここで利益が出るのです。

 
次なる商品提供はなんだろうな?

 
コンビニで絶対変えなかった商品やサービスが何か?これを考えていると、セブンイレブンの戦略が見えてくるような気がします。

 
競合専門店も指をくわえて見ているわけにはいかないことでしょうか。私から言わせると、「レジ前のさばき方」をもっと洗練したシステムにしないと、わざわざ店舗まで会に来てくれた人をすっごい下手な接客で待たせることが常態化している中、顧客はどんどん便利なコンビニに流れて行くことでしょう!

 
中小企業の戦略も同じです。キラーコンテンツを圧倒的優位性で世に提供し、それ以外の商品やサービスを付加価値的に提供して行く販売手法・営業手法を考えて行くべきですね。
ではでは
アールイープロデュース