コミュニケーションという都合の良い言葉
コミュニケーションという言葉は使う側
からすると、とても便利な言葉です。
いかようにも相手が良いように解釈して
くれるからです。
私は中小企業の幹部社員研修等で、よく
「コミュニケーション密にして下さい」
と伝えます。
便利な言葉です。
相手もなんとなく意味は理解できます。
しかし、
具体性がないので、聞いた人は何を具体的に
行えば良いかがわからないので一向に現場に
浸透しないのです。
結論から言うと、なんでも良いのです。
経営者や幹部が、従業員(社員もパートも)
さんに対して、腹を割って双方向な会話が
できているかと言うことです。
毎日の声かけでも良いし、フラットな面談でも
良いし、なんでも言えるちょっとした懇親会でも
良いし、従業員が会社や経営者と意見や考えを
言える「場」や「機会」を提供することが、
コミュニケーションを活発化させる秘訣です。
なんでもそうですが、仕組みが出来上がると、
人はその仕組みに順応して行くものです。
コミュニケーションが悪い会社は、例外なく
経営者の責任です。