【組織活性化7つの仕掛け】知恵OUTPUT(②課題解決策を提案する場)

経営

組織活性化を実践して売上・利益を向上させたい中小企業経営者の皆様

 

今回のテーマは【組織活性化7つの仕掛け】知恵OUTPUT(②課題解決策を提案する場)です。

 

「課題解決策を提案する場」を提供する。

 

課題解決策を議論する場を会社で仕組み化している中小企業、どれだけあるだろうか?ほとんどの中小企業は「経営者の独断」で決めています。リーダシップを発揮し、トップダウンで意思決定は速いのですが、組織が活性化しません。理由は、命令による行動しか誘発されないからです。真の組織活性化には程遠いです。しかし、世の中小企業はほとんど経営者1人が経営戦略や課題解決策を考え、実践している現状があります。

 

それを変えなければ、永続的に収益を生み出す組織にはなりません。

 

ではどう変えるか?

 

社員に経営課題を考えてもらう場を提供することです。社員だった人間だし、会社のことを良くしたいと思っています。その気持ちや情熱を上手くひいき出し、経営に参画してもらうのです。

 

その一例が、私が持論としている「週2時間の進捗会議」出も良いですし、月一回の課題解決ミーティング的な場「課題解決大賞を決定する場」を設定しても良いですし、昔風で言う「QC(クオリティコントロール)」活動を社内に立ち上げても良いかと思います。

 

私は今、このQC活動を中小企業にお勧めしています。

 

まあ、「時間がない」「全員集められない」「時間外コストがかかる」など、否定的なコメントが経営者から出てきますが、それなら売上や利益は今のままで良いのか?と反論したいところです。
いずれにしても、まずは

 

(1)経営課題を社員と共有すること

(2)経営課題を解決するアイデアや知恵を社員から聞く場を設けること

(3)経営課題を社員と一緒に実践すること

(4)実践した成果を社員と一緒に評価する場を設けること

(5)最終成果を社員と共に喜び、分かち合う表彰式的な場を作ること

 

そうです。やはり行きつく先は「PDCAを回す」ということです。週単位、月次単位、3か月単位などの周期は経営者の意思決定になります。

 

組織を活性化し、売上・利益を拡大したいとほんのちょっとでも思うのでしたら、このPDCAを回す仕組みを社内に組み込むことをお勧めします。

 

アールイープロデュース