【組織活性化7つの仕掛け】知恵OUTPUT(①個人が意見を発表する場)

経営

組織活性化を実践して売上・利益を拡大したい中小企業経営者の皆様

 

いよいよ、「組織活性化7つの仕掛け」の第7章「知恵OUTPUT」になります。

 

中小企業の組織活性化のコンセプトは、1つだけなんです。
【中小企業の従業員が、さまざまな知識をインプットして、経営戦略やマーケティングや財務についてのノウハウやスキルを学び、最終的に自社の経営を良くするために知恵を出すこ】となんです。

 

これを社内に定着させるためには、経営者自身が変わらないと実現できません。
経営者が「意識」を変えて、「組織活性化の仕組みづくり」をすると決意し、
毎週最低2時間の進捗会議を継続して開催し、PDCAを回すことからスタートです。

 

その場で社員は色々と学び、考え、自分の意見を出すようになります。
意見だけでなく、行動を伴ってきます。その結果、会社の収益基盤が強固なものになります。

 

あっと!
前ふりはこれくらいにして、今日のテーマは「①個人が意見を発表する場」です。
南本の場合、前述の「週2時間の進捗会議」の後半に「個人が自分の意見を発表する場」を設定しています。毎週1回、発表するように仕掛けています。この場を提供することのメリットを記載します。

 

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個人が意見を発表する場の提供するメリット
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①自分で考えるようになる。これは大きな前進です。言われたことをやるだけの社員から自分で考えて行動する社員に変貌させていくことが出来ます。

 

②自分だけの考えを発表を通じて、他者に伝えることができる。毎週1回発表するように仕掛けているので、最初ぎこちなかった発表が要領を得て発表できるようになる。ある程度先を予測して段取りが出来るようになります。

 

③他者は自分以外のメンバーの「考え方」を共有することができる。自分以外の考え方を真剣な場で知ることができるので、新鮮であり、勉強になります。

 

④相性が悪いと思っていた他者との共通点が意外にあり、認め合うことができるようになり、結果、信頼関係が出来る場合がある。

 

⑤経営者が社員等の考え=本音を直接聞くことができる。仕事以外の戦略立案やアイデア創出力の発表では、結構個人差が出るので、経営者はあらためて人材レベルを知ることになる。

 

⑥組織として一体感が醸成される

 

社長さん、組織活性化は「PDCAを回す仕組みづくり」と「継続力」だけです。
ぜひチャレンジしてみて下さい。