【組織活性化ノウハウ】月次進捗会議=月次PDCA

経営

 

組織活性化を実践して売上・利益を向上させたい中小企業経営者に皆様
今回のテーマは【組織活性化ノウハウ】月次進捗会議=月次PDCA
私の持論は、週次でPDCAを回す「週次進捗会議」を推奨します。
その理由は、どの企業も「週」単位である程度の行事や業務を遂行しているからです。
しかし、それだけでは、経営的にはダメで、月次で計画と実績の差異を分析
する場が必要となります。

それが、「月次進捗会議」となります。

私が実施した事例で行くと、毎月土曜日に1度、各部門の管理者が集まり

半期の事業計画をもとに、毎月に進捗を発表して行きます。
その月の成果は週次の4回分の成果となります。
1か月前の計画を立てた際に、『やろうと決意した施策』がどれくらい達成し、
また、出来なかったのかを発表します。
その際、「出来なかった原因」をきちんと整理することが大事です。

いわゆる、月次でPDCAを回すのです。

これは週次と異なる戦略的に事案が多くなります。
週次はどちらかというと、短期的に対策が多いですが、
月次進捗は6ヶ月先、1年先を見据えて、今月どうだったかを検証する場です。

月次進捗会議等での発表をさせると、

とたんに「言い訳」のオンパレード化するのですが、
『忙しくて・・』『トラブルが発生して・・』等の言い訳は無用です。
例えば、『トラブルが発生して・・』という理由が本当であれば、
なぜそのトラブルが発生したのかを原因を探り、二度と発生しないように
対策を組んだのかどうかを発表すれば良いのです。

経営者が最も部下に行って欲しい事項は

未来志向の「問題解決」「課題解決」なんです。

将来に対して生産性や効率、組織活性化に貢献できる対策を考えることなんです。

トラブルや問題・課題が起こるのは仕方がないことです。

しかし、毎月、同じトラブルが起こる会社がたまにあります。

これは経営者もそうですが、社員等の担当者の意識レベルが低すぎて、
同じ過ちを起こさないようにという工夫も努力も見られない。

そんな会社にしたくないですよね。

だから、月次の進捗会議を開催し、社員がどれだけ自分たちで対応策や

トラブル防止策、または、新たな手立てを考えたかを発表させるのです。
自分で考えさせるのです。

考えない社員は進捗会議から退場してもらっても良いと思います。