【組織活性化ノウハウ】日次目標管理=日次PDCA

経営

組織活性化を実践して売上・利益を拡大したい中小企業経営者の皆様

今回のテーマは【組織活性化ノウハウ】日次目標管理=日次PDCAです。
目標管理の期間はだいたい6ヶ月が多いです。
夏と冬の賞与対象期間に合わせて、設定するのが一般的です。
しかし、中小企業やベンチャー企業では6ヶ月は長すぎて、その期間、一定の目標
をコントルールするほど、経営者も管理職もマネジメントスキルが追いつきません。
それなら、3ヶ月とか1ヶ月という話になるのですが、
3ヶ月で目標管理をきちんと導入し、運用できる会社はそれを実施して行くのが
良いかと思います。
しかし・・
私が中小企業企業にお勧めしているのが、「日次目標管理」です。
日次目標管理は、毎日、自分のその日の目標を設定して、毎日、達成したかどうかを
チェックするスタイルがシンプルで良いと思っています。
日次でPDCAを回すのです。
中小企業の経営者は「日次でPDCAを回す」なんて発想は無いと思います。
そんな面倒そうでしんどい事をやるくらいなら、売上のことを考えるわ!
って感じでしょうかね。
その仕組みを作るは大変ですが、一度作ってしまえば、後は楽です。
何度も私が訴えている、「週次2時間の進捗会議」で使用する「週報」を活用するのです。
その週報は、1週間の行動予定と実績が記載できるようになっています。
その日の目標を最大3つまで記載し、達成できたかどうかをチェックする欄もあります。
また、日々、経営者からのアドバイスやフィードバックを記載する欄もあります。
毎日、経営者と社員が仕事について、ホウレンソウを当該週報で実施することで、
自然と個人の成果が出来てきます。結果、チームや会社の成果も出るわけです。
私が昔サラリーマン時代にリーダーだったころ、この「週報」をつくりだし、
運用を始めました。ものすごく成果を出すことが出来ました。
最も効果があったのは、部下の仕事の戻りやミスが非常に少なくなった点です。
結果、品質や納期が計画通りに進むようになり、チーとしての成果は絶大でした。
この「週報」による日次目標管理を実践するには、中小企業経営者にそれなりの
覚悟が必要です。今までのやり方を180度変えないと出来ないわけですから。
何度も言いますが、最初はそりゃ苦労します。しかし、数週間、当該PDCAを
回していくうちに、習慣化されて、運用が楽になります。
会社を強くしたい経営者は、ぜひチャレンジして見て下さい。