〇〇ポリシー

経営

皆さんへ

 
今回のテーマは【〇〇ポリシー】です。

 
経営者の場合、「経営ポリシー」従業員の場合、「行動ポリシー」接客業の場合、「接客ポリシー」サービス業の場合、「おもてなしポリシー」etc
我々コンサルや士業の場合、「コンサルティングポリシー」です。
私はたくさんのお金をビジネスで得たいという強い思いで、銀行員の肩書を捨てて、独立開業しました。

 
しかし、この仕事を15年もやっている中で、中小企業経営者の苦悩や悩み、課題などさまざまな困難を共有し、改善策を提案し、解決して行くなかで、この仕事って、お金だけじゃないなと思うようになりました。

 
そう思えるようになったのは、独立して2,3年経ってですが。
そこで、コンサルティングポリシーというか、経営理念的なものを作成しました。
それが「300人未満の中小企業の組織活性化支援」だったのです。

 
大手企業は人材が厚く、質も高い。我々が出ていっても、あまり成果は出ないと気づきました。
しかし、中小企業は経営者だけがマインドや行動力、発想力が突出し、他の社員は経営マインド的に「?」がつく場合が多いです。

 
中小企業が収益を改善する方策は、売上アップがわかりやすいですが、この時代、売り上げをガンガン伸ばすことは至難の業です。私は、経営者と幹部社員と一般社員のコミュニケーションを活性化させることで収益改善が図れると確信し、いまでもそのようなコンサルや提案を行っています。

 
弊社の見積りは、安いです。社員に怒られるんですが、中小零細企業に高く提案することが出来ない。徐々に収益改善させ、従業員が増えた時点で顧問料を上げて下さいとお伝えしていますが、結局、従業員が増えて、顧問料を上げる交渉が苦手で結局出来ないままのクライアントが多いことも事実です。(苦笑)

 
しかし、それが私のコンサルティングポリシーなんだろうなと最近思います。
昨年アパレル系のクライアントが2社倒産しました。1社は顧問料8か月未回収でも業務をやり続けました。ある人に言わせれば、「私なら絶対そんな仕事は受けない」とのこと。つまり、顧問料が払われなくなった時点で請負は止めるとのこと。
私はそんなことはできません。独立開業した時点も、東京に出てくる際に親父に言われた「損して得とれ」を今でも実践しているってところでしょうか!

 
損得で商売をやると、儲かるかもしれないですが、私が独立開業した意味が無くなるような気がしています。損しても、惚れた経営者のためにとことん支援して行く覚悟が、「組織活性化」の弊社のこてこてのコンサルティングスタイルなんです。この経営者と付き合っていると「面白い」か「つまらないか」で結構判断したりします。

 
誠実で真面目な社長さんは最後まで応援します。昔は、突然姿を消された社長も居ました。見る目が無かったということでしょう!

 
これからも、自分が定めたコンサルティングポリシーを貫きたいと思います。皆さんも、ぶれない〇〇ポリシーを構築して事業遂行して下さい。

アールイープロデュース